Acrylic DNS ProxyをLAN用のDNSとして使う
[質問]
Windowsに"Acrylic DNS Proxy"を入れて、LAN内にあるAndroidスマホから、LAN内のAndroidタブレットをホスト名でアクセスする手順を教えてください。
[回答] Gemini
Windows PCをDNSサーバーとして活用し、Android端末同士をホスト名で通信させる設定ですね。少しマニアックな構成ですが、一度設定してしまえばIPアドレスを覚える必要がなくなるので非常に便利です。
以下の手順で進めていきましょう。
1. Windowsでの準備(Acrylic DNS Proxyの設定)
まずは、Windows PC(192.168.x.x 等の固定IP推奨)にAcrylicをインストールします。
- インストール: 公式サイトからダウンロードしてインストールします。
- 設定ファイルの編集: スタートメニューから
Edit Acrylic Configurationを開き、以下を確認・変更します。 -
Address:0.0.0.0になっていることを確認(LAN内からの要求を受け付けるため)。 -
ホスト名の登録:
Edit Acrylic Hostsを開き、アクセスしたいAndroidタブレットの情報を追記します。
Note: AndroidタブレットのIPアドレスは、ルーターの設定などで必ず固定しておいてください。
- サービスの再起動:
Restart Acrylic Serviceを実行して設定を反映させます。
2. Windowsファイアウォールの解放
外部(Androidスマホ)からのDNSリクエストを許可する必要があります。
- 受信規則の設定: UDPの 53番ポート を許可してください。
- Windowsの「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」から、新しい規則を作成し、「ポート」→「UDP」→「53」を指定して接続を許可します。
3. Androidスマホ側の設定
次に、アクセス元となるAndroidスマホのWi-Fi設定を変更します。
- Wi-Fi設定を開く: 接続中のSSIDを長押し、または歯車アイコンをタップします。
- ネットワークの編集: 「IP設定」を「静的(Static)」に変更します。
- DNSサーバーの指定:
- DNS 1: Windows PCのIPアドレスを入力します。
-
DNS 2: 8.8.8.8(予備としてGoogleのDNSなどを入れておくと安心です)。
-
保存: 設定を保存します。
4. 接続確認
Androidスマホのブラウザやアプリから、設定したホスト名でアクセスしてみましょう。
- スマホのブラウザに
http://my-tablet.lanと入力して、タブレットで動いているサービス(サーバー等)が表示されるか確認してください。 - うまくいかない場合は、スマホ側で一度Wi-Fiをオフ/オンにすると、DNSキャッシュがクリアされて繋がることがあります。
注意点:Androidの「プライベートDNS」
最近のAndroidには「プライベートDNS」という設定項目がありますが、これは通常「オフ」にしておいてください。これが有効だと、せっかく設定したローカルのDNS(Windows PC)を無視して外部の暗号化DNSに飛んでしまうことがあります。
設定は無事に完了しそうでしょうか?もし特定のアプリで繋がらないなどあれば、詳細を教えてくださいね。